効果的支援の鍵とは

 発達障害のある子ども達の効果的な支援を探し求める仕事をしていて、いつも感じるのはその大切な鍵を握っているのは保護者だということです。


 先日、小学校2年生の保護者の求めで、学校から具体的支援の相談がありました。
 支援にあたって、低学年のうちに対応を、という「早期発見、早期対応」は基本的な事項の一つです。

 特に、LDなどの特徴が目立つケースの場合、早めの気づきと対応は、いろいろな手立てを先生方と考えることができるので、効果も挙げやすいのです。
 保護者の理解のもとに早期に相談されるこうしたケースは最近増えてきています。これも特別支援教育の新しい動向かもしれません。


 たまたま、このケースの次の相談は小学校4年生で、心理検査の結果も似ているお子さんでした。
 2年生になった時、担任とコーディネーターの先生が気づき、支援の相談申請について、お母さんと話し合ったのですが、お父さんが強く反対し、申請を取り下げてしまいました。
 3、4年生になるとどの教科もぐんと難しくなり、担任の配慮指導だけではなかなか学力面でついていくのが難しく、本人の自信ややる気の低下も見られ、改めて相談の申請がありました。

 「あの時、支援を開始していれば・・・」という思いもよぎりましたが、お母さんの強い要望で、遅ればせながらこれからみんなでこの子どもにとって必要な支援を考えていきましょうと、支援がスタートしました。

 たまたま、同じ日に、学年は違いますが、似たケースだったので、保護者の理解の大切さを改めて強く感じました。

2017年4月19日 10:00 | | コメントを読む (0) | コメントを書く