『発達障がい』ってなぁに?

これからLDやADHD、自閉症など『発達障がい』についてやさしくお話ししていきます。
カズ先生ことLD先生からのみなさんへの1000字のメッセージというわけです。

まず、なぜ『発達障害』でなく『発達障がい』なんでしょうか。
ほんとうは語源的には、「障碍」という漢字が正しい字なのですが、
戦後、当用漢字(現在は常用漢字)になかったので「障害」という字を当てました。
でも「害」って「害虫」とか「害獣」とか、あまりよいイメージがありません。
ですから、なるべく使わないほうがよいという考えが強くなってきています。
法律用語としては使うこともありますが、
日常的にはできるだけ使わないというのが私の立場です。

目や耳、身体の不自由な人は「身体障がい」として、理解し、
支えていくための法律(身体障害者福祉法)があります。
また知的発達に遅れのある人も「知的障がい」として、理解し、
支えていくための法律(知的障害者福祉法)があります。

平成17年「発達障害者支援法」という法律が制定され、施行されました。
これはそれまでそうした理解や支援の外にあったLDやADHD、自閉症などの人たちも
みんなで理解をして支えていくために、国や地方の公共団体の
するべきこと(責務といいます)を明らかにした法律です。
発達障害はできるだけ早くから発達の支援を行うことが大切だということから、
こうした法律が整えられたわけです。

全国の小・中学校でもこうした子どもたちによい支援をしていく体制が
急速に進みつつあります。
学校だけでなく、やがて自立し、社会に巣立っていくための
仕組みづくりも始まっています。

ところで『発達障がい』と一口でいいますが、そのなかにはLD、ADHD、
高機能自閉症・アスペルガー症候群などが含まれます。
やたらにアルファベットや仰仰しい名称がならびます。
でもこうした子どもたちはそんなに特別な存在ではなく、どこにでもいますし、
大人になるとさまざまな領域で活躍している有名な人も大勢います。

こうした子どもたちをしっかり理解し、きちんと支援していくことは、
子育ての基本そのものかもしれません。

学校では「『発達障がい』のある子を上手に支援し教えることは、
クラスの全ての子どもにとってのわかりやすい授業につながる」といわれます。

2010年4月21日 09:43 | | コメントを読む (2) | コメントを書く


コメント

ldlって生まれ付き?

Posted by: 匿名 | 2011年2月15日 15:05


ldとは?

Posted by: 佐々木 望都 | 2011年2月15日 15:08


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