『発達障がい-LD・ADHD・高機能自閉症-』の法律ができた

平成17年4月に、「発達障害者支援法」という法律が、
国会議員の皆さんから提案され(議員立法)、全会一致で成立し、施行されました。
普段は結構厳しいやり取りが多い国会ですが、それだけにこの法律が、
国民の皆さん、特にそうした子どもたちをもつ親たちが
「発達障がい」への理解と対応をどれだけ待ち望んでいたかという結果といえます。

この法律では「発達障がい」を次のように定義しています。
法律の言葉はやや固いのでやさしい表現に替えて紹介します。

「発達障がい」とは、自閉症、アスペルガー症候群や
広い意味で自閉症に近いその他の者、LD(学習障がい)、
ADHD(注意欠陥多動性障がい)などをいう。
「発達障がい者」とは、発達障がいがあるために
日常の生活や社会生活に不便さを感じている者をいい、
「発達障がい児」とは、発達障がい者のうち18歳未満のものをいう。

とあります。
この法律ができたことによって、こうした人々が
円滑な社会生活を送ることができるように医療的、福祉的、教育的援助を、
行政はきちんと準備しなければいけないということが明らかにされました。

これは、「発達障がい」という発達上の特徴をもった人々のためだけの
法律のようですが、実は、私たちが自分と異なる個性やわずかな違いに対して、
誤解したり、見落としたりしがちなのですが、
もっと敏感に、ていねいにお互いを理解し、
支え合っていくきっかけとなる大切な法律でもあるのです。

LD、ADHD、(高機能)自閉症・アスペルガー症候群などと呼ばれる
この新しい「発達障がい」についてお話していきます。
なぜ「発達障がい」は「見えない障がい」といわれるのか、
なぜ「発達障がい」は「軽度」ではないといわれるのか。
このことを皆さんとぜひ一緒に考えたいと思います。

2010年6月16日 09:41 | | コメントを読む (0) | コメントを書く


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