『発達障がい』にとってのよいニュース

みなさんにお知らせしたいよいニュースがあります。

来年度から大学入試センターの行う大学入試で、「発達障害」という文葉が
受験案内に明記されることになりました。
それは「発達障がい」のある人にもその障がいがあるために
試験で力が発揮できないことがないように、
医者の診断書や学校側の状況説明がきちんそえられれば、
他の受験者と同様に、できるだけ公平な扱いが認められるということです。

もちろん、目や耳や身体が不自由な人に対しての
こうした配慮(特別措置)はこれまでもあり、
LDやADHD、高機能自閉症やアスペルガー症候群などの「発達障がい」は、
「その他の障害」として扱われていましたが、
来年度入試からは「発達障害」という名前で正式に申請できるということです。

どのような扱いが認められるかは、7月からの高校に対する説明会で明らかにされます。
少なくとも試験環境だけでなく、特に読みに困難をもっている
(LDとかディスレクシア)の場合、拡大の用紙や時間延長も
認められる可能性があります。
入試センターの試験はマークシート方式(正答と思う解答欄を鉛筆で塗りつぶす)
なのですが、不器用さが目立つ場合はきちんと塗りつぶす代わりに
チェックをつけるだけでも認められるケースもあります。 

このニュースは大学の入試が変わると、高等学校でのテストや
授業でのそうした生徒への配慮がどうなっているかにも大きな影響が出てきますし、
入学後にもそうした人々への配慮が継続して理解されるわけです。
現在、小・中学校で始まった「発達障がい」への支援が就学前から高等学校、
そして今回大学にも広がってきたということが朗報なのです。

障害も一つの個性として理解していけたらとカズ先生は思っているのですが、
そういう意味でも大きな意味がありますし、
これで幼児から大学生まで一本の筋道が見えてきたともいえるのです。

2010年6月30日 09:40 | | コメントを読む (2) | コメントを書く


コメント

先日の参宮橋での御講演を拝聴いたしました。私自身現在発達障がいをもつ家族向けのメディアを作成中です。もしよろしければお知恵をお借りしたいのですがよろしいですか?

Posted by: nochi | 2010年7月 2日 10:32


ガチャピンさんのブログから先生のブログを見つけました。
息子(5年生)は小学生のうちは診断名をつけないが、広汎性かと思われると言われています。

時折々に心配なことがあり、筋肉の発達検査なども受けてきたのですが、一人親の私にとって、手のかからない優しい子で、3年生の夏休みに大きな事件を起こして、学校と学童から検査を強く勧められたのですが、WISKの上下が40ほどあります。
今の学校では発達障害の支援が受けられないので、民間のSSTを探していますが、どこも待機状態です。

息子と同時に私も別の専門病院で検査を受け、LDであったことが分かりました。
自分自身が非常に不器用で、根っからの数字嫌い(最初の一文字目を間違えて安売りと勘違いはいつまで経っても治りません)、子どもの頃から変な言動をしていないか、自分の行動にヒヤヒヤしながら現在に至るため、同じ思いだけはさせたくないという気持ちを強く持っています。

その後、カズ先生の本も多数拝読し、その他の本やソーシャルストーリーなども手当たり次第試してみたのですが、私自身の根気が続かず、息子に対して毎日同じことが続けられない自責の念でいっぱいです。

このエントリーを拝見して、大学で興味のある専門分野を学びたいと考えている息子にも大きな門戸が開かれると思うと、嬉しさいっぱいです。

反面、大人である私自身が鬱やパニック障害を患って家事や外出もままならない状態で、大人の発達障害者は一体どうしたらいいのか、まったく分かりません。
成人に対してはまだまだ難しいのでしょうか。
テストを受けた病院は通院できる距離ではなく、本当に家事や子育てを平均点以下でも、まんべんなくこなしたいのですが…。

とりとめもなく、申し訳ありません。
長文大変失礼いたしました。

Posted by: テツコさんの娘 | 2010年7月31日 03:00


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