ADHDと呼ばれる子ども(1)創造性の豊かな子どもに多いADHD

LDに続いて、今回はADHD(注意欠陥多動性障害)についてお話しましょう。
ADHDには3つのタイプがあるといわれています。

(1)多動・衝動型
しょっちゅう身体のどこかが動いている。
じっとしていない。席に座っていない。
待てないといった動きの多さ(多動さ)、
でもこれって小さい子どもだと誰にでもありそうですね。
群を抜いたやんちゃな子らしさともいえそうです。
すこし大きくなってもおしゃべりが止まらなかったり、
静かに遊べなかったり、順番が待てなかったり、
時には他人の邪魔をしたりといったわがままな行動が目立つ場合もあります。

(2)不注意型
注意の集中時間が短かったり、お話を聞いていなかったり、
やることが雑で最後までやりとげられなかったり、
気が散りやすい、順序立てて物事をしないといった特徴があります。
ただ、注意の集中が悪いといっただけではなく、
ムラというか、逆に好きなことだとやめられない(過集中)といたこともあります。

(3)混合型
多動・衝動型と不注意型の両方の特徴をもっているのが混合型です。

こんな風に説明すると、ADHDって育てにくそうな大変な子どものように見えますが、
知的な遅れを伴っていなかったり、後でお話しする自閉症とも違ったタイプの場合は、
非常に想像力に富んでいたり、みんなの気がつかないような発想力を
もっていたりする場合が多く、専門家の間では特徴をつかんで、
うまく伸ばす可能性の大きい子どもだと考える人が大勢います。
ものすごく特徴的で魅力的な面をもっています。

歴史上の人物で、すごい発明をしたり、天才と呼ばれるような人は、
かなり知能の高いADHD的な特徴をもっている人もたくさんいるといわれます。
今、話題の坂本竜馬の発想力や行動力を、
「きっとADHDだったにちがいない」という人もいます。
外国では、子ども向けの映画で有名なウォルト・ディズニィーが
ADHDだったという記事を読んだことがあります。

あんまりほめてばかりいても、親から言わせると「でも育てるのが大変なんです」
といわれそうですが、創意工夫に満ちた子どもをみるにつけ、
やはり何がしかのADHD的要素を強く感じます。
長所と短所って隣り合わせのことがあるものです。

2010年8月25日 09:46 | | コメントを読む (0) | コメントを書く


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