Q&A(カズ先生からの返信)

ギフテッドの話」にコメントを寄せていただいた
りかこお母さんへ

LDやADHD、自閉症でも知能に遅れのない(アスペルガー症候群等を含む)
子ども達は「発達障害」と総称されますが、こうした子どもたちは非常に個性的で、
宇宙人呼ばわりされることがよくあります。

親のしつけが悪いとか、本人の努力不足といった的外れな非難も共通します。
最大の理解者であるべきはずの母親自身が、日常生活でそうしたわが子にいらだったり、
不適切な対応をしてしまったりすることもよくあります。
おまけに、子どもをよく知っているはずの学校の先生が無理解な場合、
本当に子どもは救われませんし、クラス内でのいじめを
先生が誘発させてしまう例さえあります。

ただ、発達障害のある子どもへの小中学校での理解と対応は、
最近ではずいぶん進んできました。
このケースのように、子ども自身に自分でげんこ(げんこつ)
などという指導法は言語道断です。

ブログでも紹介しましたが、ADHDには創造力の高い子どもも多いとよく言われます。
米国などでは、IQの高い発達障害のある子どもの教育は「2E教育」
(IQが高いという特徴と、発達障害という二つの特徴をもった子どもの教育)
といって、最近は大きな関心を呼んでいます。

もちろん、そうした特徴をなんでも無条件で受け入れるというのではなく、
まず発達上の特徴であるということを理解し、
長所として認められるところを伸ばしながら、
その上で集団の中での適応を上手に図っていくということです。

一番大切なことは、人間として大切に受けとめ、子どもの自信や意欲を
周りからも受け入れやすいかたちで伸ばしていくことなのです。

2010年8月27日 10:25 | | コメントを読む (1) | コメントを書く


コメント

 カズ先生、貴重なアドバイスをありがとうございます。

私の知りたい事や分かってほしかった事を明瞭にお話していただきとてもうれしく思います。

担任には発達傷害への理解から話を進めていこうと思います。

私自身は、「障害の部分を理解し、長所は伸ばしていく。」というアドバイスを胸に刻んで子供とともに良い人生を歩んでいきたいと思います。

先生のブログは悩みを持つ者にとってはバイブルです。
辛いときには、”見ず知らずの私などに、わざわざカズ先生がアドバイスを下さった。”ということを思い出し、「大丈夫、大丈夫、みかたはいるよ。」と自分を励ましたいと思います。

最後に余談ですが。
担任もさることながら、無知というのは恐ろしいもので、母親である私もいらだっては叱ってばかりでした。
”具体的に指示をするときちんとできる”ということを知り、そうしてみると、そのとおりに動いてくれました。
今までは、「早くやってって言ったでしょ。」などと叱っていましたが、私の指示の仕方がいけなかったのですね。
最近では、私からのキーワードが抜けていると本人が「それは、今するの?」「これでいいの?」と確認し、やる気をみせてくれます。
完璧に分からないと行動に移せないのかもしれません。
臨機応変に対応できるという思い込みがいけなかったのでしょうか。
親子共々、少しの進歩を感じております。


このたびは、ありがとうございました。
失礼致します。

Posted by: りかこ | 2010年8月27日 18:34


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