ADHDと呼ばれる子ども(3)よい医者の見つけ方&薬だって使いよう

発達障害系の子どもの場合、クリニックや病院などで専門家に診てもらっても、
診断名はつけられても、どのように対応していけばよいのか、
どのような点に注意して育てればよいのか、あまり具体的な指示がないままに
帰ってくるということが多く、がっかりさせられる場合も多いものです。

ただ、ADHDの場合、投薬で行動が改善するケースがかなりあるといわれます。
そういう意味では、信頼できる専門医に一度は相談してみるべきだと思います。
子どもさんの家庭や学校での様子をきちんと聴いてくれる医師、
薬が処方された場合でも、その効果について
ていねいに診てくれる医師は信頼できる医師だと思います。

もちろん、親御さんが心配するのは薬の副作用です。
習慣化しないかとか、別の影響が身体に出てこないかといった面です。
専門的な医師の共通する見解は、きちんと処方されるなら
あまり心配しなくても大丈夫だということです。

必ず薬を飲めば効果があるというわけではなく、
使ってみなくてはわからないともいわれます。
だからこそ信頼できる医師のもとで使ってみるべきだと思うのです。
アメリカでADHDの指導で有名な心理学の先生にお会いしたとき、
「ファーストチョイス(最初に選ぶ)は薬、セカンドチョイス(2番めに選ぶ)が
心理学的方法」と言っていたことが耳に残っています。

ドクター・ショッピングという言葉があります。
自分に都合のよいことをいってくれる医者に出合うまで
転々と医者を変える行為をいいます。
少なくとも信頼できると思った医者の説明が納得いかなければ、
セカンドオピニオン(別の医者の意見)を求めることは大切です。
でも、同じことをいわれたらそれを受け入れることも大切です。
違った意見をいわれたら3番目の意見を求めなければならないかもしれませんが、
信頼できる医者ならきっと同じような意見をいわれることでしょう。
これは医者だけではなくて、心理学などの専門家についても同じことです。

親の仕事は、子どもの状態を専門家と一緒に正確に把握すること、
家庭でも必要なことをすること、学校や専門機関で信頼できる
先生や専門家を見つけることなのです。
多くの場合、きちんとていねいにお話をしてくれる専門家は信頼できると私は思います。

2010年9月22日 09:58 | | コメントを読む (0) | コメントを書く


コメントを投稿する

ブログの管理者が公開を承認するまでコメントが反映されない場合がありますので、ご了承ください。 また、投稿されたコメントはフジテレビKIDSが企画・制作する映像物や出版物、ウェブサイト、広告宣伝などで利用させていただく場合がありますのであらかじめご了承 ください。