Q&A(カズ先生からの返信)

ギフテッドの話」にコメントを寄せていただいた
ゴマさんへ

繊細で、ある面でとても能力の高さを感じさせるお嬢さんのようです。
お母さんはだれよりも子どもを理解したいと思いながら、だいぶ振り回され、
自分自身が疲れておられますね。
特に幼稚園の先生が子どもさんの特性を理解してくれないことで、
お母さんのもやもやが、募っているようです。

まず、お母さんのいらいらは子どもにいろいろな影響を与えてしまうので、
多少うまくいかなくても、できるだけお子さんの良い面を見つめるようにしましょう。
一貫性のある安定したお母さんは子どもに安心感を与えます。
そして、どんな自分でも受け入れてくれるお母さんは、子どもにとって安全基地であり、
エネルギーを充電してまたその膝から飛び出していくことができます。

ギフテッドかどうかはまだわかりません。
今は個性の強い子どもだと思うことから始めましょう。
幼稚園の先生方も、みんなと同じように行動できない子どもさんも
たくさん見てきているはずなので、むしろ、どのように理解したらよいのかを
一緒に考えたり話したりできるといいですね。

きっとお母さんの方に先生を頼る雰囲気があると、
先生もお子さんの特徴を結構理解しようとしている姿が見えるかもしれません。
お母さんの方に先生に対する不信感があると、
どうしてもお互いにギクシャクしてしまうものです。
「教育」は親と先生の「共育」でもあると思います。

お子さんの方でもお母さんの望むような子どもになりたいと
がんばりすぎて疲れてしまう場合もあります。
敏感で能力の高いお子さんだと余計そうです。
私はみんなと同じ、みんなより少しでも優れた子どもであって欲しい
という親心はわかります。
でも、みんなと多少違っていたり、どこか遅れをとるところがあったりしても、
子どもが何か好きなことがあったり、喜んですることがあれば、
それを受けとめてあげることが一番子育てで大事だと思います。

発達に何か気がかりなことがあるときは、専門の先生に相談することは大切です。
何でもなければ安心できますし、何か疑いがあるときは、
相談しながらていねいに育てていけばよいのです。

「発達障害」などへの理解は、医療や教育のなかで急速に広がっており、
どうか専門家や先生方をもっと信頼してください。
相談してどうしても納得いかなければ、別の方に相談する手があります。
これを、セカンドオピニオン(2番目の意見)を求めるといいます。
同じことを言われればそれを受け入れ、本当に理解することも大切です。

自分に都合の良い意見を求めて転々と専門機関をさ迷うことを
「ドクターショッピング」といいます。
それは子どもにとってもあまり良い影響を与えないといいます。
どっしりとした安全基地としてのお母さんが一番子育てにとって大切なのだ
ということをもう一度思い出してください。

2010年10月27日 10:59 | | コメントを読む (0) | コメントを書く


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