Q&A(カズ先生からの返信)

2011年01月13日のQ&A」にコメントを寄せていただいた

tomatoさんへ

知的に高い典型的なLD+ADHDのケースのようです。
知的な高さでこれまでなんとか困難を超えてきたと思いますが、
苦しかったことと思います。
WISCというのは世界でもっともよく使用されている知能検査で、
最近、最新の改訂バージョン(WISC-Ⅳ)が出版されました。
私は長くこの検査と関わってきており(刊行委員会の代表でもあります)、
この検査のプロフィールからお子さんの知的レベルだけでなく
知的情報処理の特徴をつかむことができます。
(WISCについては、次回のブログで紹介予定です)

このお子さんの場合は、平均的には知的発達は高いレベルにあるので、
そうしたプロフィール解釈をきちんとされることが必要です。
またコンサータが処方されているということも大切なことで、
自分でコントロールすることも可能になります。

「DO IT JAPAN」という組織があります。
こうしたタイプの高校生をしっかり支援して
大学や社会へ送り出すプログラムを実施しています。
ぜひ一度相談してみてください。
私の周りにも、また私自身にも似た特徴がありますが、
周りにも似た大学人や研究者がたくさんいます。

私立のいわゆるまんべんなくお勉強のできる子どもだけを相手にしている教育者には
こうした子どもたちはまだ理解できていません。
公立学校の先生方のほうが理解がよい場合もあります。

特徴ある学び方をする子どもであることをしっかりと理解し、「2E」という、
ここでも紹介した新しい考え方をぜひこのお子さんのために身につけてください。
私は彼が数学の道で大成する夢をなんとかかなえてあげたいと思います。
ワープロなども「神の手」かもしれません。
2010年12月15日の「ギフテッドから2E(ツーイー)へ」はこちらから

拙書「LD教授の贈り物」(講談社)、「LDを活かして生きよう」(ぶどう社)
をお読みください。
私や作家の市川卓司さんと、多くの共通点を見つけられると思います。

2011年1月28日 12:24 | | コメントを読む (0) | コメントを書く


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