Q&A(カズ先生からの返信)

2011年01月13日のQ&A」にコメントを寄せていただいた

匿名さんへ

本人の意思を尊重するということと、
本人の言いなりになるということとはちがいます。
いくつかの選択があったとしてもそれぞれの選択にも長所と短所があります。
それをできるだけわかりやすく整理して
子どもに理解させる努力をすることは大人の役目です。

子どもの気持ちといいながら、大人の気持ちが大きく反映している、
影響を及ぼしているということもありがちです。

子どもとそうしたことをわかりやすく
率直に話し合うというプロセスが大切なのです。
どのような選択をしても、その道を選んだ結果としての困難や挫折があります。
ただ一緒に考え選んだ道であれば、たとえ失敗や次の課題が出てきても、
新たなチャレンジをしていくバネにする可能性があります。

特に、いろいろなことを期待して選んだとしても、
その期待が裏切られるということも少なくありません。
孟母三遷(孟子の母親が子どもへのより良い環境を考えて
何度も引っ越しをしたというたとえ)の教えはありますが、
基本的には家族が安定して暮らせる環境のなかでの選択が基本です。
あまり大きな期待をして環境を変えても失望することが多いこともあります。
ただ、子どもさんが自分の気持ちをはっきり出しているところは大切だと思います。
学校側とよく話し合って、何がその子どもにとって必要かを
考えていく環境が一番大切だということです。

いつも言っていることですが、どのようなサービスも支援も、
利用しやすくて、効果があがらなければ意味がないということです。
そうしたお互いに柔軟に最善の道を探すことが、
「合理的配慮」と呼ばれることなのです。

2011年1月28日 12:26 | | コメントを読む (2) | コメントを書く


コメント

カズ先生、お返事有り難うございます。
今日先生が寄せられた他の2つのコメントにつきましても本当にその通りだなぁと私自身の胸にストンと落ちました。

「子供の気持ちといいながら大人の気持ちが反映されている」その通りだと思います。
あれからいろいろ考えて、今回の通級の申し込みは見送る事にしました。

現在通ってる学校の良さ、環境の良さを冷静に見つめ直すことが出来た気がします。
ベースとなる普通クラスですが、今の学年はとても落ち着いているお子さんが多く、うちのような一見わがままな娘でもどうにかやってこれたのはその環境のお陰でもあったように今は思えるからです。

医者と教育委員会の方からは通級を勧められましたが、私の気持ちが今度は踏ん切りがつかなくなり申し込むのを見送った次第です。

主人は「長いスパンで考えて通級は行かせるべきだと思う」という考えです。
次の申し込みまでまだ時間がありますので、娘と似たタイプのお子さんの通級の姿を見学させてもらうなど、また面接相談を継続しながら考えていきたいと思います。

それと、以前は障害の告知について質問させて頂きましたが、今回は「本人への告知」についてまたお伺いできたらと思いました。
娘はIQがかなり高く、プライドも高いです。こだわりが強いのですが、一方で周りの評価をかなり気にします。打たれ弱い面もあります。このような娘に対してどう話をしたらいいのか。こらから担当医にも聞いてみるつもりでいますが、カズ先生のアドバイスを頂けましたら有り難いと思います。

Posted by: もも | 2011年1月28日 15:30


補足として・・・

娘は今の学校からでもいいから通級したいと言うように変わってきたのですが、私が決めかねていたため、最終的には「お母さんが決めてくれれば私はどっちでもいいよ」というようになりました。

私も申し込み最終日までずっと悩み続けていましたが、スッキリした気持ちで踏み出せないならやめておこうと、見送る事にしました。

カズ先生のコメントをよく咀嚼しながら、進んでいきたいと思います。

Posted by: もも | 2011年1月28日 15:46


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