Q&A(カズ先生からの返信)

2011年01月28日のQ&A」にコメントを寄せていただいた
さくらさんへ

高等学校への進学率が98%という現在、発達障害や不登校の子どもたちを
受け入れる高等学校も増えてきました。
かつての夜間の定時制も、午後からの3部制とか、
さまざまな形態に変化してきているようです。
また、チャレンジスクール、エンカレッジスクールなど、子どものやる気を大事にした
独自のカリキュラムや学びなおしを支援する教育も盛んになってきています。

学校を選ぶときには、その学校がその子どもの自立と社会参加の準備に対して
どれだけ理解と支援が具体的に可能かです。
また親身に、一緒に考えてくれるスタッフの充実度もあります。

よく聞くのが「18歳の壁」という言葉です。
自立と社会参加と言いますが、学校時代は先生や周りの理解ある人々が
声をかけてくれたり、手を差し伸べてくれます。
しかし、大人になると、自分で手を上げたり、足を運んだり、
声を上げなければそのまま置き忘れ、捨て去られてしまいがちだということです。

これが「18歳の壁」です。
親だっていつまでも健康で子どものそばにいてやれるわけではありません。
「発達障害支援センター」も各種の「相談センター」も
じっと待っているだけでは動いてくれません。
センターの側でもいろいろしてあげたいのだけれども、
自分から求めてきてくれないと動きようがないというスタッフの声も聞きます。

現代は、電話やインターネットなども利用し、地域のさまざまなリソース(資源)を
自分で探す、人に働きかける、仲間を見つける、こうした積極的な動きが大切です。
そうした発信力の強さが、子育ての中では大切だと思います。
やってあげるのではなく、自分から動きだす力を何よりも大切に育てる。
これが「18歳の壁」を乗り越えていくポイントなのでしょう。

2011年2月15日 16:51 | | コメントを読む (0) | コメントを書く


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