映画に学ぶ(1)「ソーシャルネットワーク」

今日はちょっと視点を変えてみましょう。
カズ先生は、読書と映画が趣味なのですが、今日は映画の話しを少し。

今年に入って観た映画で、心に残ったものの一つは、
デヴィッド・フィンチャー監督の『ソーシャル・ネットワーク』でした。
この映画は、世界最大のコンピューター・ネットワーキング・サイト、
SNS(ソーシャル・ネットワーク・サービス)誕生の物語を描いており、
有名なビル・ゲイツに迫る男と称されるマーク・ザッカーバーグが主人公です。

アメリカに国立大学はありませんが、ハーバード大学といえば
最も優秀な人材を輩出する私立大学の雄としてその名を知られています。
その大学の2年生であったマークが、
女の子の顔の格付けサイト「フェイスマッシュ」から、
やがてハーバード大生専用のコミュニティサイト「ハーバード・コネクション」
の制作を通して、独自に「ザ・フェイスブック」を誕生させ、
やがて全米から全世界、数億の人々が利用する今日の「フェイスブック」へと
大発展を遂げるアメリカンドリームというか、コンピューター・ドリーム物語です。

まさにコンピューター・エイジの成功物語であり、その発想のきらめき、
頭脳と技術の冴えは現代天才物語なのです。
ただ、天才につきものの、数多くの成功と数多くの失敗がドラマです。

冒頭導入部のマークとガールフレンドの行き違いの多い会話場面こそ、
天才の天才らしさであり、対人的な波長の合わなさを象徴する見事な場面ともいえます。
成功の陰に必ず理解者がいる、それが親友エドワルド・サベリンなのですが、
やがて彼との仲互いが生じます。
人間関係の全く新しい関係システムを作るのが、
人間関係を作ることに困難のあるマークであるところに、
私は人生の妙味を感じます。
広い意味では天才マーク・ザッカーバーグに、どこか2Eというか
優秀な発達障害の典型的姿を重ねてみてしまいます。

そうした人々の苦労しながらも成功していく姿は、私にとっては
人間の可能性と素晴らしさを信じさせるものであり、たまらないわけです。
かくいう私も、実はフェイスブックに入っています。

2011年5月18日 08:43 | | コメントを読む (0) | コメントを書く


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