子どもが支援を受けたがらない・・・

「障がい」は「支援の必要さ」を気づかせる言葉だとお話ししました。
もっと分かりやすい例をお話ししましょう。

相談を受けていると、保護者の方が「子どもが支援を受けたがらないのですが・・・」
という場合があります。
そこにも「障がい」という言葉やその言葉にまつわるさまざまな営みに対する
正直な気持が反映しています。

教室で、怪我をしたり、気持が悪くなったり、何か身体に変調があった時、
「子どもが保健室に行きたがらないから」という理由で行き渋ったら、
みなさんどうお考えになりますか。

保健室に行った子どもを自分たちとは違う仲間だとか、変なやつだとは誰も言いません。
それは行くことが必要で、当然であるし、自分だってそうする可能性がある
ということが分かっているからです。

もっとも、福島からの転校生を「放射能が移る」といった理由でいじめた
という小学生の話がニュースになりました。
あまりにも馬鹿馬鹿しい理由で、その間違いを子どもたちにきちんと教えたいからこそ
ニュースになったのだと思います。

特別な支援を必要としているという専門的判断から、
「障害」という言葉が使われるとしたら、
「子どもが行きたがらない」という理由で、
その支援を見送るとしたら本当に悲しいことです。
子どもに支援が必要だという事態は何も解決しないし、もっと支援が必要な状態や、
簡単に解決しない状態に陥る危険性だってあるのです。

必要な支援を受けることを躊躇させる背景にこそ
大きな問題があるということに気づいてください。
本人だけでなく周りの子どもや保護者に無理解があるからです。

私は、支援とかサービスは、利用しやすくて、効果の上がるものでなければ、
その名に値しないといつも思っています。
子どもの側からいえば、その支援やサービスを受けることが、
自分にとって必要で、役に立つということを具体的に気づかせることから
よい教育が生まれ育っていくのではないでしょうか。

2011年6月29日 09:39 | | コメントを読む (1) | コメントを書く


コメント

中学一年生の男の子がいます。最近になって、やっとLDであることがわかりました。(まだ検査は受けていませんが)LDかもしれないとわかって2~3日は絶望と今までの疑問やちょっとおかしい…と思っていたことが解決し、目の前が真っ暗…とはこういうことかと思いました。それからは、本を読んだりPCで調べたり…、でもどうやって息子を育てていくのがいいか。
それがし知りたい!!
岡山県内で相談したり、勉強したり、私と子供が笑顔で生きていける道をアドバイスしていただけたらと思っています。

Posted by: ゆっぴーのママ | 2011年7月12日 14:19


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