スティーブ・ジョブスから学ぶ

先日、知的には全く遅れのない典型的なLDの
中学生の息子さんをもつお母さんと会う機会があった。
聡明で、誰よりも息子さんのことを理解し、何とか彼の居場所、
彼の進む道を見つけたいと努力をし続けておられる。
しかし、小学校よりもさらに中学校の理解の壁は厚く、
先生に子どもの学び方の特徴についてお話しすると、
「モンスターペアレント」並の扱いを暗に受けるそうだ。
これだけ特別支援教育が進展した大都会であっても、
まだまだ暗黒の闇が続いているというわけ。

そのお母さんが悲痛な叫びをmailに書いています。
「ただ私は思うのですが、学び方において大量生産のラインに乗れない子たちのギフテッドをあなどることなかれ。スティーブ・ジョブズしかり、ビル・ゲイツしかり、アインシュタインしかり、エジソンしかり、ウォルト・ディズニーしかり。彼らの才能を潰すことは、一国だけの問題ではなく人類の損失ですよね。今世界を覆っている閉塞感、景気低迷の切り札は彼らの既存のルールに捕われない、斬新な発想力ですよね。この子たちの才能を潰すことがどれほどの損失になるかをよ~く考えて欲しいのですが・・・。」

全く同感です。
まさにスティーブ・ジョブスしかりです。
すべてのLDがギフテッドだと言っているわけではありません。
しかし、この個性的な彼ら一人一人をていねいに、大切に、
社会人として自立させ、社会参加させていくことは、彼らを、
「支援される側から支援する側へ」育てることでもあるし、
その可能性を非常に多く持った子ども達なのです。

今は、ギフテッドでさえ、変わり者として
その才能の芽さえ摘んでしまいがちな世の中です。
そのことは私たちの歴史を変え、社会を救うかもしれない
創造的発想さえも押しつぶす可能性さえあるのです。
何度も言います。
LDの個性をしっかり見届けて、適切な教育をすることは、
すべての子ども達一人一人を大切にする人間尊重の教育だということを。

2011年11月30日 09:57 | | コメントを読む (1) | コメントを書く


コメント

我が家の次男が障害児学級に6年間お世話になり、とてもいい先生だったので、中学校では実力テストの点数が3年間平均9割取れ、近所の地元ではトップの公立高校に入り、大学でも9割の平均を維持して、塾の講師、家庭教師3件受け持ち、支援される側から支援する側に回りました。保育所でも障害児枠にいたので、コミュニケーションや状況把握や人の気持ちを推し量ることなどはとても苦手でした。
そんな次男を知っているだけに、本当に障害の特性を生かすことさえできれば、普通の人より頑張り、普通の人の力を超えることもできうる力があります。
だから、丁寧に初期の頃に指導し続けることでこんなに自分で頑張れるようになるのかと思うと、
それに気付かずに、LDなどの障害のある子ども達が、無意味に多くの時を過ごすことなく、早急に支援される仕組みがいかに必要か考えさせられます。

Posted by: ひらりん | 2014年3月 8日 22:05


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