子どもの頃の自分がモデル

今日もブログに寄せられたお母さんのお話です。

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上野先生 ご返事ありがとうございます。
私の子どもは年長児です。
PDD(広汎性発達障害)、ADHD、知的障害、特異的言語発達障害、LDなど、いろいろな診断や可能性がありと言われており混乱していました。
子どもの通う園に診断名を伝えると「今までこんなやりにくいお子さんは見たことがない。」「先生が指導に困っている。」と言われるようになりました。
親子で頑張りましたが結局退園しました。
保健所などにも相談しましたが上手くいきませんでした。
そのような出来事があって、行き詰まっていました。

私の子どもが「発達障害」と初めて知った時、正直ホッとしました。
今日から子どもを責めなくていいんだと。
「発達障害」という子どもの捉え方があって救われたと思います。
これまでは、わが子は真直ぐな平らな道をしっかり歩いていくのだと安易に考えていました。
発達障害と分かってからはでこぼこ道のアップダウンの激しい蛇行した道を歩くのかもしれないと考えるようになりました。

私の子育ての誤りはその道の真ん中に子どもを一人で立たせて後ろから「頑張れ~早くしっかり前を向いてみんなみたいに進みなさい」と叫んでいたことです。
一番に頼りたい母親に無理を言われ子どもは傷つき辛かったろうと思います。
でこぼこ道は一人では心細いから私が子どもと手を繋いで一緒に歩こう。
一人で大丈夫そうなら手を離して、また大変そうなら手を繋いで一緒に歩いていけばいいんだと先生のブログを読んでいるとそう思えるようになりました。

先生が言うように家庭で何でも話せる環境を作って子どもを安心させてやりたいと思います。
そして子どもの生きる力をもっと信じます。
私の母が私にしてくれたように。
私は発達障害について勉強をしようと思います。
子どもの力になるためにも私自身のためにもなります。
最近、よみがえってくる私が子どもだった時の記憶を利用すればたくさんヒントが隠れているような気がします。
ありがとうございました。

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カズ先生の一言:
子どものことで苦労をする中で、その子どもによって
親が成長していく姿をたくさん見てきました。
このお手紙の内容、お母さんにとっても宝物ですね。
発達障害は特別なことではありません。
個性の強い子どもなんです。
お母さんの小さい時にも似たところがあったかもしれません。
周りの子どもと比較ばかりしていてもいいことはありません。
その子のよいところをきちんと見ることができるのはお母さんなのですから。

2012年10月31日 09:23 | | コメントを読む (0) | コメントを書く


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