こころの余裕(遊び)

また新学期の季節を迎えました。
桜は三月の終りにあっという間に咲いて、本当に桜らしく見事に散って行きました。
 
川柳2題
梅みごろ桜はまだか春春春
桜咲く散るも見事な土手桜 

下手な川柳なんか読んでる場合じゃないと叱られそうです。
でも子育てもそうなんですがいつも必死なばかりでなく、
こころの余裕というか、多少の緩み、楽しむ感覚、
お母さんにとってだけでなく、何よりもお子さんにとっても必要なんですよ。
車のハンドルだって、遊びがあるじゃありませんか。

ところで、新学期になると子どもさんばかりでなく保護者の方も、
実は先生方も新しい出会いに緊張します。
新入生だけでなく、クラス替えのある持ち上がりでもそうです。

その緊張感がなれとともにお互いの信頼感になっていくといいのですが。
発達に遅れや偏りのあるお子さんの場合、どうしても保護者の方は
「理解してほしい」「ちゃんと対応してほしい」という思いが先行して、
批判や不満につながりやすいものです。

実は先日、あるところで勉強会があったのですが、
子どもを理解しない学校、校長、先生のなかで、
どれだけ子どもが傷ついていくかという話が中心でした。

まだそんな事例がたくさんあるのだなとこころ凍る思いをしながらも、
だからこそよい先生、よい校長、よい学校も増えてきているのですから、
そうした実例をもっと掘り起こすだけでなく、私たち自身が
そうしたモデルを作る現実的な努力をしていかなければと思いました。

その勉強会のなかで、「悲観主義よりも楽観主義が子どもを育てる」
という話も出ました。
いい加減な楽観主義ではなく、子どもの成長を楽しむ姿、
期待する姿を先生がもつ場合、子どもが伸びるというのです。

その際、近年世界のモデルになりつつあるフィンランドの実例が紹介されました。
教室のサイズが18から20人、教師がリスペクトされ、子どものこの成長が
何よりも大切にされている、基本的な考え方に頷くことが多かったです。
となりの芝は青く見えるものですから、やみくもに
「日本は遅れている」なんて軽々しく言えません。
だって本当に頑張っている素晴らしい先生がたくさんいることも知っているだけに。

でもそんな素晴らしい先生方が、最近とても疲れている姿を各所で見、心痛みます。
みんなが同じ方向を向いて頑張っている時は、疲れも感じず元気が出るのですが、
自分ひとりにいろいろなことが背負わされ、上司や同僚、保護者とも
上手くいかなくなると何倍も疲労感が出るのです。

お子さんをしっかり見ている先生もたくさんいます。
そんな先生とこころを合わせてお子さんを育てていってください。
保護者の方と先生が、子どものことでなんでも笑いあって話しあえるそんな環境こそ、
子どもにとって一番育ちやすい教育環境なのですから。

2013年4月 3日 08:52 | | コメントを読む (0) | コメントを書く


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