ピンクのランドセル

新入生のランドセル姿も馴染んできました。

私の友人のお孫さんで、とてもユニークなお子さんがいます。
入学祝にランドセルを買ってやろうとおばあちゃんがお店に連れて行ったら、
なんとピンクのランドセルが気に入ってどうしてもこれが欲しいといったそうです。

そのお子さんは男の子なのです。
今は赤と黒どころが、金ぴかのランドセルまであるとのこと、
できるだけ子どもが喜ぶものとは思いながらも、男の子は赤やピンクじゃおかしいと、
でも大人の常識を無理に押し付けるのもどうかと、
思いもかけぬ展開に結構大変だったということです。

今の時代、個性の尊重とはいいながら、みんなとほんの少しでも違う感性や行動が
「いじめ」のきっかけにもなりやすいので、どうしたものかと悩まれたそうです。

(1) 子どもの判断を受け入れる。
(2) 大人のアドバイスを理解させる。
(3) (1)と(2)の中間で落とし所を探す。

みなさんならどうしますか。

(1)は、個性を伸ばすという観点からいえば、それもいいじゃないといえます。
でも、あっという間に飽きてしまったり、
いやになってしまったりするリスクも結構高そうです。
みんなと同じもの、同じことしか興味がなくなるのもなんだか横並び的でつまりません。

(2)は、大人の押し付けといわれそうですが、その保護者の感性や趣味を
子どもに教えていく、伝えていくという意味はありそうです。

私の友人は、「ピンクって面白い色ね」といいながら、
「おばあちゃんはこっちの色も好きだわ」と、いろいろ見てまわり、
いくつか候補を挙げ、お母さんの意見も聞いたりして、
最後はブラウンにブルーの線の入ったかなりオシャレなランドセルを買ったそうです。

買い物を通して子どもを知る。
子どもの意見だけでなく、大人の意見も知らせる。
いろいろ考えさせてから納得して選ぶ。
つまりランドセルという買い物を通して、
そんなことを教える場にもできるということです。

最後まで、ピンクのランドセルがいいといったらどうしたかなと
友人と別れてから自分に問いかけました。
第二の「岡本太郎画伯」誕生のエピソードになったかもしれないなどとも思いました。

お孫さんは、ちょっとみんなより違う色のランドセルが大好きで、
おばあちゃんとしてはホッとしているとのことです。
ひょっとしたら彼のお父さんもピンクのシャツやパジャマが大好きだったりしてと、
その子どもの感性に思いを馳せました。

2013年5月 1日 08:38 | | コメントを読む (0) | コメントを書く


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