幼稚園の先生からのご質問

【ご相談】
カズ先生に聞きたいことがあります。
発達に障害のあるお子さんを幼稚園でも見かけます。
この子どもたちの幼児期に必要なことはなんでしょうか?
私は今まで、子どもたちが、安心して幼稚園に通えること、
楽しい遊びを見つけられること。
友達と一緒にいて楽しいと思えることと思い支援してきました。

【カズ先生のお答え】
支援の必要な子どもの理解と対応は早期であれば、
さまざまな有効な手立てが考えられるので、
幼稚園や保育所などでの先生の理解と対応は非常に大切ですし、
有効なものでもあると思います。

さてご質問ですが、小学校では学力と適応が2本柱になります。
(もっとも今は前者への意識が遅れていますが)
幼稚園段階では後者が中心なので、
この先生の取り組み姿勢はとても妥当だと思います。
私が心理の専門家として、こうした子どもたちと接するとき
最初に気になるのは次の3つです。

(1) 発達的なレベルの様子
細かな値ではなく、知的発達がレベルとしてどの辺かという推定です。
遅れているならばそのことを保護者と共有しなければなりません。

(2) 発達障害的な特徴の有無
自閉症スペクトラム的な特徴やADHD的特徴がどの程度見られるかということです。
これは正式診断ではなく、臨床的な見立てです。

(3) 二次障害の可能性
子どもの発達は環境との相互作用が大きく、
不適切な対応が続けば、それが表面に出てきます。
虐待などでは、発達障害的特徴を示す場合も見受けます。

こうした要素というか側面から、子どもの行動をまず客観的に理解し、
そうした要素がどのように絡んでいるかなどを知ることから始め、
それぞれの子どもへの適切な支援やアプローチを具体的に考えるようにしています。
ご質問の答えになりましたか?
ご質問が抽象的だとどうもお答えも抽象的になりがちになるようです。

2013年8月21日 09:12 | | コメントを読む (0) | コメントを書く


コメントを投稿する

ブログの管理者が公開を承認するまでコメントが反映されない場合がありますので、ご了承ください。 また、投稿されたコメントはフジテレビKIDSが企画・制作する映像物や出版物、ウェブサイト、広告宣伝などで利用させていただく場合がありますのであらかじめご了承 ください。