Q & Aから 社会との関わりがなく、親も年金暮らしです。どうしたらよいでしょう?

Q:高校を何とか卒業して、その後4年近くひきこもっております。
病院ではアスペルガーとのことで、本人も薄々感じていますが、病院の先生との相性も悪く、1度しか受診していません。
社会との関わりがなく、親も年金暮らしで、何をどうしたらよいかわかりません。

A:学校の対応にいろいろ不満を持つ保護者は少なくありません。
子どもを思う気持ちの強さが、ときには学校でのトラブルに発展することもあります。
しかし、先生には担任替えがあっても、親にはありません。

このQのように、学校時代が終わって、いつまでも親元でひきこもった生活をするケースも決して珍しくありません。
親が高齢化すれば、その悩みはいっそう深刻になります。

この時点でどうしたらいいでしょうの質問にきちんと応えられる専門家はきっといないと思います。

不登校やひきこもりは二次症状の加わった重い結果です。
アスペルガー障害などの場合は、本人の被害者意識のかなり強いケースが多く、それだけ傷つきかたも大きいのです。
たしかに、ここまで来てからどうしたらいいのでしょうという質問は重く、答えも簡単ではありません。
劇的な対応法などはなく、その一つ一つをほぐしていくよりほかないのです。

大切なことは、「どうしてあなただけ」と周りのペースにあわさせることではなく、本人の気持ちを先ず受け入れるというか、どう感じているか、その苦しさを共感するのがスタートなのでしょう。
「本人はいたって平気なんです」といわれる保護者の方もいますが、決してそんなことはありません。

子どもにとって親は最後の自分の砦なのです。
だから甘えやわがままな態度が目につくのかもしれません。
そうした子どもにとっての最後の存在だからこそ、時には単純で率直な意見のほうが、回りくどい意見より理解していることもあります。
より不安の少ない、しかし具体的行動を一緒に考えて、そこから具体的な一歩を踏み出そうとする必死な気持ちを示し続けることしかないのだと思います。
それをできるのは親であるあなたしかいないのですから。

2014年3月19日 08:45 | | コメントを読む (0) | コメントを書く


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