当事者の気持ち

昨年6月、『「障害者差別解消法」が可決成立しました』という記事に、発達障害の一種であるADHD(DSM-5の新しい呼び方は注意欠如多動症)の当事者の方から、以下のコメントが届きました。

重度のADHDの当事者です。
わざとではないんですが物をひっくりかえしたり転んだり大怪我をおったり、昔からどじでメルヘンちっくで、天然ボケで、キレやすく、症状はひどく、人にばかにされたり、どこにいってもいじめられたりしました。
サービス業や接客業の仕事をしたりしても、無愛想な事などを理由にクレームがでたり、そっと暮らしたいです。
差別がなくなり、理解はされなくとも社会の中の一員として人間として尊厳を認めてほしいです。
自殺も何度も考えました。このような制度ができて少しは安心です。


【カズ先生の回答】
ほんとうに理解されないことはつらいことですね。
法律はそのスタートです。
あなたが望むように、人間としてお互いに尊重されること、そして特徴や特性がそのひとの個性として理解され、少しでも受け入れられていくことが期待されます。

学校でも、まず先生が、そうした特徴のある個性をもった生徒であることを、誰よりも先に理解し、基本的にはみんなとただ同じようにと望むのではなく、集団のなかで最低守るべきことだけを、分かりやすく伝えるようにお願いします。
やたらに叱るのではなく、上手くできた時にはきちんと褒めるといったやり方で、その成長を温かく見守ることをその子どもとの接し方の基本にします。

勉強だけでなく、その子どもの生活全体のなかでの積極性、努力、集中力などに目を向けることも勧めます。

たくさん仲間もいるのでどうぞそうした方々との交流にも積極的になってください。

2014年7月23日 10:11 | | コメントを読む (0) | コメントを書く


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