障害と子育て

今年のパリはやけに肌寒く、長袖とカーディガンが離せませんでした。
そうした東京の夏とは想像もできないまるで初秋を思わせる気候でしたが、やはり夏は夏、青空が広がった日中、1歳4か月の孫と近くのプールに行ってきました。
25mの屋内、50mの屋外プールと屋内、屋外両方に子ども用のプールがあり、こちらでは日光浴を大切にし、日光不足からのくる病を恐れて子どもに肝油などを飲ませています。

浮き輪やボード、プールに付属したおすべりなどで遊んでいましたら、10歳くらいのダウン症の少年がお母さんと遊びに来ていました。
人懐っこく、孫のプラスチックのジョウロを欲しがったり、波を立ててからかったり、楽しい時間を過ごしました。
ただ体が大きいので、プールサイドを走り回ったり、お尻から飛び込んだりして、そのたびにお母さんがついて回っていました。

みなさんの受け入れは、子どもたちも悪くはなく、みんなで楽しむ雰囲気は心地よいものでした。
しかし、この歳になれば、一人で、あるいは友達同士で来るところを、お母さんが同伴しているわけで、私の亡くなった母もそうでしたが、障害をもつ子どもを見守り、育てる苦労はいかばかりかと、こころの中で頑張ってくださいと叫ばずにはいられませんでした。

欧米では、障害者に対する社会的な理解と配慮はもちろん進んでいる面を各所で見受けますが、地についているというか、ごくごく自然であるところに伝統を感じます。
今、わが国ではそうした方々への「合理的配慮」についての浸透が大きな課題となっています。
大切なことは、そうしたゴールに向かって、どのように向かっていくかで、そうした努力過程を対立ではなく連携と協力のなかでいかに滑らかに実現していくかだと思います。
こうしたことは学校との対応にも云えることで、お互いに理解し合いながら、できることを積極的に探し、積み上げていくことだと思います。
その前提としては、こうした当然の動向に対する理解のある先生方を増やすことで、私自身の現在の仕事もそのお手伝いが中心となっています。

2014年9月17日 09:49 | | コメントを読む (0) | コメントを書く


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