LDは金平糖

「障害は理解と支援の必要な個性」という言葉は、私がここ何十年も講演の最後に結ぶ言葉です。
障害という特別な理解から、個性という一般的な理解こそ、支援教育にとって必要だと思うに至ったからです。

とはいえ、それはなかなか理解しがたい、言いかえるなら強烈な個性かもしれません。
だからと言って、そうした特徴を理由に、仲間外れにしたり、排除しようとするなら、いつかわずかな特徴や個性を理由に、線を引き始める気がします。

ぼんやりと「けんかをしてはいけない」「みんな仲良くしなければいけない」と上から言うのではなく、「人にはいろいろな特徴やちがいがある」ということを知ってもらいたいのです。

その違いが「個性」であり、それがあたりまえであって、人を理解するということの基本であって、だからこそ、いろいろな人と付き合うことからさまざまなが思いが湧いてくることを知ってもらいたいのです。

「同じ羽の鳥は集まる」ということわざも、自分と似たところだけでなく、ちがうところも認めるということにつながっていくのです。
もっと突き詰めれば自分自身のなかにも、受け入れやすい自分と、受け入れにくい自分があるということを知ることが心の発達だと思います。

甘いお菓子のなかに金平糖があります。
ごつごつとたくさんとんがりをもった砂糖菓子です。
甘い優しさとごつごつした舌触りが特徴です。
LDのある子どもたちのもつ個性はときにはごつごつした感じを与えるかもしれません。
でもそのごつごつが不思議な舌触りと快感を与えるのです。
そして大好きな甘さにつながっていくときたまらなく好きになっていくのです。

ごつごつしているからお菓子じゃないとはだれもいいません。
ごつごつしていても甘いお菓子なのです。
こんなことを考えながら小粒の金平糖を口に入れています。

2015年2月18日 10:27 | | コメントを読む (1) | コメントを書く


コメント

インターネットサーフィン中に、青森に「こんぺいとう」というLD親の会があったのを見つけました

どの子も輝いています★

ldkonpeito.net/

Posted by: ママさん | 2015年3月 3日 21:59


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