保護者の権利

あるお母さんからのご質問です。

カズ先生こんにちは
突然ですが、もし親が子の障害(発達)を認めず、正しい教育が出来ずにいた場合、インクルーシブ教育を模索するなかで、子どもは適切な教育を受ける事が出来るのでしょうか。
今、学校を見ていると、その子(障害のある子)だけでなく、クラスの子ども達も我慢ばかりしていて、先生も苦しんでいる場合もあるようです。親の承諾なしでは、私たちは何も出来ないのでしょうか?先生のお知恵を頂きたく思います。

【カズ先生からのお答え】
子どもさんへの理解と対応の鍵は、なんといっても親が第一だと思います。その親御さんの考えが専門的に見て必ずしも子どもの権利を守っていないこともあります。虐待などはその良い例です。
またわが子ばかりで周りの子どもの教育権を侵害する可能性のある場合もあります。
かつて、「認定就学」という制度があり、特別支援学校が適していると判断されたお子さんでも、近隣の学校で設備や人材がそろっていれば親が望めば校長の判断でそれらの学校に通うことを認める制度がありました。しかし、十分な教育環境が無くても親の要望がかなえられるという誤解が強くなったため、制度の見直しがありました。
親や本人の要望を大切にすることはその基本条件ですが、専門家や教育側の専門意見も十分配慮し、総合的に教育委員会は決定に際し配慮するという方向です。みんなでその子どもの将来を真剣に考え、合議していくというわけです。時間がかかってもその子どもの将来を第一に考えることで、一部の考え方(親も含まれます)だけで強引に方針を立てては、結局子どものプラスになりません。

2015年9月23日 10:20 | | コメントを読む (0) | コメントを書く


コメントを投稿する

ブログの管理者が公開を承認するまでコメントが反映されない場合がありますので、ご了承ください。 また、投稿されたコメントはフジテレビKIDSが企画・制作する映像物や出版物、ウェブサイト、広告宣伝などで利用させていただく場合がありますのであらかじめご了承 ください。