Q&A

 ある地方のお母さんからカズ先生のHPに届いたお手紙とカズ先生のお返事です。

【お母様のお手紙】
「初めまして。療育に通っている小1の息子が、つい先日「ADHDとアスペルガー」と診断されました。学校は普通クラスです。30数年のベテランの担任からの心ない言葉に傷付き、間違った指導方法で息子の人権を損なわれた事もありました。毎日の連絡帳でのやり取り、数回の話し合い、少しずつ担任も理解しようと努力してくれていますが、未だに支援として成り立っていません。以前、先生がご出演された「クローズアップ現代」の放送を拝見致しました。あれから6年、地方の小学校では、まだまだ支援教育が行き届いていないのが現状です。
 偏見や差別もあります。それでも、私達、親は子どもの為に、学校が彼らにとってより良い環境になるための努力を惜しんではいけませんね。
カズ先生に、このようなところから書き込みをするのは失礼とは重々承知の上、1日でも早く、発達障害児が個性を受け入れ、他の子どもと同じような教育が受けられるよう願う1人の母親のコメントとしてお許しください」


【カズ先生からのお返事】
 お便り読みました。かれこれ半世紀、この問題に取り組んできました。来年4月からは、「障害者差別解消法」の施行により、特別支援教育は新たなステージに入り、全国の学校もさらに大きく変わっていくと思います。
 
 でもお手紙にあるような、こういった学校、先生もまだまだおられます。そうした方々にどう理解させようかという思いで、長い長い闘いだったと思います。
いつも私の心にあったのは、親御さん達と一緒に、周りの理解者を広げることだとの思いでした。全ての子ども達に適切な支援を与えるゴールはますますはっきりしてきました。
 新刊『発達が気になる子の心に届く叱り方・ほめ方』(学陽書房)をぜひ、こうした先生方にも読ませたいです。

【お母様からのさらなるお手紙】
 「先日は、お忙しい中、わざわざお返事を頂き、ありがとうございました。息子の診断について、学校へ伝えるか悩んでいました。
伝えて、今までのような対応をされたらどうしようと。ですが、 今一番理解してもらわないといけないのは学校であり、間違った指導方法について、学校全体の問題として取り組んでもらう事が先決だと思いました。
 周りに理解者を広げること、本当にその通りですね。法律の施行により、発達障害の子ども達が、個性として受け入れてもらえる日本に、また前進するのでしょうね。
 新刊は、私も読ませていただきます。本当にありがとうございました」


『発達が気になる子の心に届く叱り方・ほめ方』編著:上野一彦、著:小林 玄
学陽書房刊 ISBN:9784313652675

2016年1月20日 10:00 | | コメントを読む (0) | コメントを書く


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