先生のつぶやき

 アメリカの大統領もつぶやきがお好きのようですが、特別支援学校のコーディネーターをしておられる先生からのお便りです。
 こんなつぶやきのほうが、ずっと輝いています。

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 私は、小・中学校からの教育相談があると、心理検査や担任の先生からの聞き取りとともに、出来る限り授業参観も行います。習熟度別にグループ分けされ、先生方は、その学年の内容を精選して、工夫されながら教えておられますが、本質的な理解まではつながらない子ども達が必ずいます。

 「通常の学級ではみんなが同じ内容を学ぶ」というようなこれまでの考え方を、これからは「合理的配慮の提供」という観点からも、変えるときにきているのではないかと感じます。

 ある中学校で、学習が理解できずに、意欲をなくしていた生徒2名の相談を行い、ケース会議をもちました。就学指導委員会にもかかり、学級が「自閉症・情緒障がい学級」に変更となりました。そこで、通常学級との交流も大切にして、授業では、その子ども達に合った内容と工夫がなされ、二人とも高校への進学を目指して、楽しく生き生きと学習している様子を参観しました。このようなときは、コーディネーターとしての喜びを、ひしひしと感じます。
 
 子ども達一人一人の「学びたい」、「理解したい」といった思いに応えられるような教育を目指して、残されたわずかな教員生活を、元気に過ごしていきたいものです。
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 まさに、これが特別支援教育の核心です。
 教師冥利とは、このことを言うのではないでしょうか。

 こんな気持ちで日々教育に取り組んでおられる先生ばかりでしたら、保護者の方との関係もうまくいくはずです。
 こうした先生にはもっともっと現場にいて欲しいといという気持ちでいっぱいです。

2017年2月 1日 10:00 | | コメントを読む (0) | コメントを書く


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