新学期に思うこと

 新学期になりました。
 毎年巡りくる桜の季節、そして新学期ですね。
 誕生、這い這い、発語、始歩... 子どもはあっという間に大きくなっていきます。

 待機児童問題とか、子育てをする環境も決して容易ではありません。近くに住む娘に、間もなく4歳と1歳半になる子がおり、4月からは別々の保育園に何とか入れることができたという事情もあり、そうした困難さを身近で感じます。

 母親という立場からは、兄弟がいる場合でも、一番下の子どもが小学校に入ると、初めてひと段落と感じるそうです。とは言いながら、入学後も決して親は安心できるわけではありません。
 ましてや子どもの育ちに発達の遅れや偏り(どこか周りの子どもと比べて気がかりな部分)がある場合などは、勉強面やクラスの友達との適応など、悩みの種は尽きません。


 長く、LD(学習障害)やADHD(注意欠如多動性障害)、ASD(自閉症スペクトラム障害)のある子ども達の支援教育に関わってきた者として、保護者の方々のそうした悩みがどんなに大きいか想像するに余りあります。

 しかも、「早期発見、早期対応」の大切さが指摘されているわけで、一種の焦りを感じられる方も多いのではないでしょうか。ただ子ども達を包む環境は大きく改善されてきています。

 特に発達障害への理解と対応は大きな教育課題の一つとして意識されており、政府は今年に入って、発達障害のある児童生徒を担当する教員を、安定的に配置することを柱とする義務教育標準法や学校教育法などの改正法案を閣議決定しました。
 内容は、通常学級に在籍している発達障害のある児童生徒らが一部授業を別室で受ける「通級指導」の担当教員について、これまで毎年度の予算折衝で人数を決めていたのですが、対象児童生徒13人に教員1人の割合で配置する仕組みにするというものです。


 確かに、子どものより良い環境整備について思い通りに進まないことはたくさんありますが、それでも確実に前進しています。
 私達はそうした前進が確実により早く進むよう、保護者の皆さんと力を合わせていきたいと思います。

2017年4月 5日 10:00 | | コメントを読む (0) | コメントを書く


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