ある中学生の生活指導に思う

 先日、中学校の先生からご相談を受けました。

 ある中学校の先生からのご相談です。
 
 障害の軽重は環境によって変化するともいわれます。発達障害のあるお子さんへの理解と対応が適切さを欠く、つまり育つ環境が不十分ですと二次的な障害を引き起こすことも多々ありがちです。いつもイライラしてその欲求不満から、友達や担任の先生ともトラブルが絶えないケースがあります。

 そうした典型的な発達障害の男子生徒がいて、ある日、生徒自身が粗暴な行動から頭を打ったので養護教諭の先生が大事をとって病院に連れて行こうとしました。しかし、行きたくないと暴れ、学校を出た正門のところで先生に飛び蹴りを食らわせたそうです。はずみで運悪く転倒した先生自身が骨折をしてしまいました。

 問題はその後です。
 こうした危険を感じさせる行動が多いので、女の先生など怖がって指導することができません。生活指導の先生は発達障害なのだから、言って聞かせてもしょうがないと言うそうです。


 この話を聞いて大変驚きました。発達障害と言うラベルが勝手に一人歩きをし、発達障害=理解力が低いと決めつけてしまう古いタイプの先生が生活指導といった大切な役を担っているということです。

 おそらく発達障害であって、理解と適切な対応が家庭でも、おそらく残念ながら学校でも噛み合ってこなかったために今のような状態になってしまったのではないでしょうか。自分の気に入らないことに対してそうした行動でしか反応できなくなってしまったのではないでしょうか。

 発達障害だからしょうがないのではなく、発達障害があるのだからもっと丁寧に対応していって欲しいのです。

2017年6月21日 10:00 | | コメントを読む (0) | コメントを書く


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