苦手なことを乗り越えるには

 LDと呼ばれる子どもは、周りの子どもとくらべて苦手なことが結構目立ちます。

 大切なことは、

 1. 何が苦手かを見極めること。

 2. 繰り返して練習することは、基本的な指導なのですが、ただ繰り返すだけではうまくいきません。

 3. 子どもに無理だと思わせないように、やさしいことからさせます。

 4. 小さな進歩や成功をほめること。

 5. 言われてするのでなく、自分からしようとしたときは、特にほめることです。

 6. お母さんと一緒にチャレンジするのも効果があります。

 こうしたやり方を、LDの子どもの指導では、あせらずに、課題の内容を絞って行います。
 指導の「こころ(本質)」は、苦手なことはしたがらなくなるのが普通、ということです。
 だから、苦手意識を強く持たせないように、チャレンジして小さな成長を喜ぶことが、一番やる気を持たせることにつながるのです。


 治療教育では、この基本に加えて、子どもの得意なことについても指導の鍵にします。

 うまくできて当たり前ではなく、好きなことや、上手にできることも、指導に取り入れます。
 このバランスが指導のコツになります。
 子どもの成長はすべて学習です。
 いくら口で言ってもやる気は育ちません。
 小さな成功の積み重ねが、子どものやる気を育てる基なのです。
 お母さんと何かするのが好きな子どもは必ず伸びます。


 このような基本の中で、気をつけなければいけないのは、

 1. 周りの子ども(たとえ兄弟でも)とやたらに比較すること。

 2. 先へ先へと急ぎすぎること。


 急に叱ったり、ほめたりするのは一貫性のない指導といわれ、子どもを戸惑わせます。
 いつも同じペースだと子どもは安定します。

 「言うは易く、行うは難し」ですね。
 でも、こうしたことは家庭でできることですし、お母さんだからできることなんです。

2017年8月 2日 10:00 | | コメントを読む (0) | コメントを書く


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